今日のパタヘネ
記憶の片隅に残っていたので解いてみた。
http://d.hatena.ne.jp/natsutan/20081031
2章のスタンスが変わっているんだよな。この問題は、初版だと練習問題でも無くCD-ROMでも無く、普通に本文に載っていたはず。自力でCPU作りたいとかVM作りたいって人にはこういう問題はかなり大事で、メモリとの複雑なやりとりを出来るようにすれば命令数は減らせるし、スタックやアキュムレータベースのCPUにすると命令とCPUが単純になる。
それぞれトレードオフなので、どっちが良いのかを考えないと行けない。
今の第3版はCPUを作る時のトレードオフというよりは、プログラマが知っておくべきCPUの仕組みになっているので第3版で勉強する人はCD-ROMの中も覗いた方が良いですよ。
あと2章に関してはThe Single Instruction Computerとか、Historical Perspective and Further Readingに入っているプロセッサ、プログラミング言語、コンパイラの歴史も読みやすいからお勧め。
10月中に2章を終えたかったのだが、「10月に終わったところまでが2章だ」と逆に考えて2章を終わりとする。
数値計算(3章)、基板の話、Verilogで画像処理フィルターを作る、が次の候補。