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2007.07.20

数学、物理以外のコンピュータの利用ってどうなんだろう

最近、アカデミックな本を読むことが多い。(僕にとって、非実用的 AND 難しい = アカデミック)
コンピュータってのは、物理学と数学にべったりじゃない?言語の例題をみても、モンテカルロしてみようとか、電子回路シミュレータを作ってみようとか、そんなのが多い。タンパク質やら、大衆心理が例題にでてくるのは見たことがない。せいぜいSICPの銀行口座レベル。実際にコンピュータの初期を作った人は、数学者や物理学者が多い。ノイマン、チューリング、シャノンetc。半導体(物性)も物理にいれちゃうと、ムーアとか入れてもOK。

コンピュータと学科の関係について裏を取ろうとAmazonにいってびっくり。
ちょwww AIの本多すぎだろ。24000もいらない。

それはさておき、コンピュータ関係で物理の本だと9000冊くらい。

数学だと27000冊
電気でも14000冊

心理学:5000冊
化学:4000冊
言語学:5000冊

意外に天文学が少ない。1000冊くらい。検索キーワードが間違っていそう。

すいません。gdgdになってきました。

辞書好きな人には有名な話ですが、2000年頃から特に英英辞典の改版の頻度が凄く上がっています。これはコンピュータの性能が上がり、言葉の使われ方が簡単に調べられるようになったことが大きいです。興味がある人はコーパスでググる。大量の英文をコンピュータで処理することで、実際の言葉の使われ方が統計的に分かるようになりました。さらに、素人には近寄れなかった言葉のデータベースがおそろしいくらい身近になってしまいました。商業的な加熱もあるでしょうが、言語学もコンピュータを使うことで大きく変わっているのだと想像できます。

こんな感じで、数学、物理以外でのコンピュータの応用って実際どうなんだろうと思っています。まず、バイオ。すでにBioinformaticsという言葉がある。他にもコンピュータを使うことで学問ががらっと変わる分野ってあると思う。どのジャンルでも、最先端の所は豊富なリソースでなんとかなる。その反面、これから最先端を目指したいんだけどお金がないよ、スーパーコンピュータ使えたらこんな結果がだせるんだよ、って所はないんだろうか。そういうところに、64bit LinuxとFPGAの演算ボードで、100~200万くらいの専用スパコンを届けるのはビジネスにならないかなぁ。物理、数学以外のジャンルでは、全然発想の違うアルゴリズムがありそうな気がする。逆に全ての学問は数式で表せるから、コンピュータは数学を扱えれば良いんだよ、みたいな所もあるかもしれない。ちょうど、プログラマの序列の上2つ、Lispとアセンブラが、数学と物理に置き換わるような感じ。それはそれで面白い。

この世界は解決を待っている魅力的な問題でいっぱいだのハカー気取りではなくて、ビジネスとしてどうかと思った今日この頃。

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