Evolution of ESL Development
ESL Design and Verification のChapter 3から。
この章は、ESLツールの歴史についてまとめられている。他業界から転職してきた私にはとても勉強になる。
各項目に Trailblazer という記述があり、Virtual Component Co-Designや、Behavioral Compilerが紹介されている。
C言語設計が、SpecCやらHandle-Cやら乱立する中、SystemCに一本化されていく様子も書かれている。
SpecCが、日本の会社で作られたことを初めて知った。ブルーレイみたいに、日本企業と海外企業でそれぞれ陣営に分かれて規格争いをするのはよく見るけど、日本の大企業がこんなに手を組むって今から見ると珍しいと思う。
SpecCが負けてしまった理由として「商用のEDAベンダーがメンバーに入っていないよね」という指摘は正しく、痛いところを突かれている。EDA業界に取って日本はお客でしかなく、国産のEDAツールがほぼ壊滅している現状が招いた結果だと思う。FPGA業界も同じだけどね。ちょっと寂しい。
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Comments
nice post
Posted by: Meire Viuci | 2007.06.09 07:33 PM
私の読みましたが、歴史を知る上では非常に役に立ちます。
当時、Behavioral Compilerへの期待は非常に大きかったのですが、
SpecCの本も読みましたが、実際の設計に使うのは無理だと思いました。
SpecCのサポートをするツールとして世の中にでた
VisualSpech(http://www.interdesigntech.co.jp/modules/tinyd0/)
はどうなんだろうか?
SpecC本家のリファレンスコンパイラが昨年秋に更新されていた。
http://www.cecs.uci.edu/~specc/reference/
Posted by: 原山みや | 2007.06.10 10:15 AM
原山みやさん、こんにちは
この手の分厚い本はアカデミックに走りがちでなのですが、この本は
良くまとまっていると思います。
さすがに、SPEC Cはいまさらな気がしますね。
Posted by: なつたん | 2007.06.13 07:29 AM