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2007.03.27

Reconfig

ここを見てふと思う。いわいるリコンフィグプロセッサって、何で既存のプロセッサの拡張なんだろう。基本的に得意な所は並列の積和演算で、ターゲットはDSPの置き換え。こんなのばっかり。

上blogのコメント欄にあるように、既存のCに特化したプロセッサの置き換えは商業的に厳しい。ちょっと速いくらいでは、横綱Intelには歯が立たない。じゃあ、並列乗算はどうか? こっちにはTI DSPが立ちはだかり、単純な並列演算ではFPGAも全然負けていない。Virtex4だって、1CLKで乗算器とか加算器とかの機能を変えられ、そのUNITが100個とかそんな数で入っている。

リコンフィグがニッチなところを狙わないといけないのはわかるが、マルチメディア系に参入するにはライバルが多すぎたと思う。C言語+アセンブラの世界に立ち向かった時点で負けていたのだと思う。

研究レベルでも「今C言語でできていること」を2倍、3倍に速度を上げてもムーアの法則に飲み込まれ全く意味が無い。研究の速度よりも、半導体の進化の方が速いことはIntelプロセッサ、FPGAの進化を見れば明らかだ。

で、Erlangとかみて思うのが、もう少し抽象度を上げた状態でのリコンフィグプロセッサっておもしろそうじゃね?プロセッサの命令セットに落ちた状態での最適化を図るのではなくて、ある言語(Javaとか)に特化した形ででのリコンフィグプロセッサなら、いままでとの違いが出せる。

あるOSの上で、Cと、Javaと、Erlangが見かけ上同時に動く必要があるなら、ドライバなどのCで書かれた部分は汎用プロセッサで、Javaで書かれた部分はプログラムがロードされると同じタイミングでハードウェアにVMが展開される、Erlangで書かれた部分も同様。こんな感じで、言語の特性毎に専用ハードを用意して、リコンフィグしながら処理をしていけたら、違う道が開けそうな気がする。Javaで書かれたプログラムを2つ同時に走らせたいなら、JavaのVMを2つリコンフィグすれば良いじゃない。

と夢を語った所で眠くなってきた。

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Comments

CPUベンダも上記ほどプログラマブルな柔軟性は
ありませんが、専用コプロみたいなものを
考えているようですね。

例:コプロセッサに重点を置くAMDの新戦略http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0713/kaigai287.htm

PCの場合、今やCPUのゲート数を凌駕する
GPUが今後、より汎用的なプロセッサとしても
使えるようになると思いますし、
この辺りはいろいろとおもしろそうです。


CPU統合型GPUは、専用インターフェイスで高速なメモリを
使えない分、ピーク性能は厳しいかも知れませんが、
どのような形で登場するのか楽しみにしています。

Posted by: ぽっぽファクトリー | 2007.03.28 at 11:20 AM

ぽっぽファクトリーさん
こんにちは。
情報ありがとうございます。これはおもしろいですね。
でも、大手さんが入ってくると日本は厳しいなぁ。

Posted by: なつたん | 2007.03.31 at 03:22 PM

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