リコンフィグ
出張があったので、電車の中で読む。
最初の数章は広義のPLDの歴史から始まって、各ツールが使っているアルゴリズムを
あっさりと説明。実はこの辺りが一番おもしろい。
後半に入ると、各プロダクトの説明っぽくなってきて、いまいちおもしろみがかける。
各アーキテクチャ毎の、圧倒的に強い部分や、どうしてもここが弱点みたいな考察が
不十分。商品紹介と、ざっくりしたメリットくらいしか書いていない。
論理合成後のマッピングから、分割にかんしては、純粋にアルゴリズムの話で、有向グラフの
モデルとかが出てきて驚く。もっと学校でコンピュータサイエンスを。BASIC教えるのも
いいけど、データ構造とアルゴリズムもしっかり教えるべきだ。
リコンフィグというのがFPGAに対抗する形で存在するのがおもしろい。FPGAが圧倒的に
弱い多ビットの演算(乗算、加算)が一つにUNITになっている物が多い。だから、
演算系の命令は、自在に組み合わせることが可能だけど、FPGAみたいにどんなロジック
でもというわけにはいかない。
噂のDAPDNAについては、簡単にアーキテクチャが書いてある。なるほど、小さいプロセッサ
(それぞれにキャッシュとか持ってる)のデータパスを瞬時に入れ替えることで、
リコンフィグとしているのか。
リコンフィグのメリットが出てくるのは、物理的に小さいところに沢山の演算系の
機能が必要なとき。ぱっと思いつくのがポータブルなカメラとかで、大量の画像、映像の
フォーマットを処理しないと行けないとき。いろんな種類のフォーマットの圧縮/伸張
をする必要があるが、同時に扱うのが1種類とか2種類とかいうのが理想だ。
もうちょっと突っ込むと機能縮退がある装置とかどうだろう。
普段は大量のデータでそのまま処理するけど、回線の調子が悪くなると差分だけ送ったり、
さらに悪くなると、ぱらぱら漫画になったり、最終的にはワイヤーフレームみたいな表示
だけど、最低限の表示をするようなシステム。軍関連とか、危険な作業のロボットとか
そういうところとかどうだろう。
いろいろ考え出すと止まらない。
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