メモリテストその2 (Exhaustive test pattern)
可能性のあるアドレスとデータの全組み合わせのテスト。
データ8bit、アドレス10bitだと、2^(8+10)のパターンを
使う。
実際には、あるアドレスにある値を書いた後、他のアドレスの
値が変わっていないことを確認するために、全領域の読み出し
が必要
必要な時間は 3N2^N
簡単なパターンでは誤りが素通りし、完全を求めると非現実
的になる。
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Comments
こんにちは
私の過去の経験では、全てのアドレス(address: N-bit)、データ(data: M-bit)とすると、
1. 全 address に対して
data(i: i=0~N-1) <= i mod (M-1) 書き込み
2. 1 のデータ読み込み、比較
3. 全 address に対して
data(i: i=0~N-1) <= -1 * (i mod (M-1)) 書き込み
4. 3 のデータ読み込み、比較
にてチェックを行っていました。
ここで、"mod (M-1)"にしているところが味噌ですが、アドレス幅がデータ幅より大きい場合、アドレスビットの下位が同じ部分に同じデータがかかれないようにすることにより、アドレス上位ビットのショートを発見させることが可能です。
この方法は、主に、address 信号線の open/short チェックになりますね。data 信号線のチェックには、bit-shift などが有効なのかな?
Posted by: tkaku | 2006.06.30 11:01 AM