PLI
たまには真面目な話を。
詳しくはかけないのですが、ModelsimでPLI動かしました。
PLIっていうのは、Verilog シミュレータとネイティブプログラムの
インターフェイスです。ぶっちゃけていうと、MoldelSimから
WindwosのDLLが呼び出せます。
やり方は、Modelsimのマニュアルを見ながらやればすごく簡単。
これを何に使うかというと、一番使われているのが、セキュリティ
のかかったシミュレーションモデルの実行です。これは、I/Fだけを
提供して、実際の動作をWindowsDLL内部に持つことで内部構造の
隠蔽ができます。
FPGAだとSWIFTも使われるのですが、そのシミュレーションモデルが、
特有の機能を持っている場合PLI経由で動かしているのがあるようです。
具体的には、シミュレーションに合わせて内部の状態を別Window
で表示したりします。
PLIを使えば、DLLからドライバ経由でハードウェアにもアクセス
できるので、いろんな事ができます。通信関連の回路で、実際に
相手方のボードを接続して、データをやりとりしながらシミュ
レーションすることも可能です。
想像するだけで、夢が広がりますが、最大のネックは高いシミュ
レータしかサポートしていないこと。次が、苦労の割に
報われないというか、DLLつくって、いろいろして、そこまで
やるんだったら、別のやり方の方が効率よかったりするからです。
と、ココログを書きながら、英会話教室の時間を間違えたショック
から早く立ち直りたい今日の僕でした。
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